2010年06月11日

孤高のメス

『孤高のメス』
脚本・加藤正人、監督・成島出
出演・堤真一、夏川結衣、余貴美子、中越典子

 新宿で、『孤高のメス』を見てきました。
 すばらしい脚本と演出、演技陣の総合力が一つになった傑作でした。
 今年、一番感動しました。
 一人で見に行ってよかったなぁ、隣の席に誰もいなくて良かったなぁと、映画見ながら思ってました。泣いているところを誰にも見られることがなかったから。
 それくらい泣いてしまいました。
 まず脚本がよくできてます。さすが加藤さん。
 医療ドラマですが、実は母(女性)のドラマになってました。
 母(女性)の思いというのが、本当によく描かれてます。
 映画を見終わって、自分の母親や亡くなった祖母のことを想いました。
 リアルな手術シーンなど、ちょっとショッキングな映像も出てきますが、ぜひ見てもらいたい映画です。  


Posted by 名誉館長 園田英樹 at 09:28 | Comments(0) | 映画