2008年02月21日

稽古場日記4

稽古場日記4
稽古場日記4
とうとうこの稽古場で練習する最後の日。
通しをするとダブルキャストなので、四時間以上かかります。
そのあと抜き稽古をして、セットをばらすと、さすがにヘトヘト。
一本締めで、稽古終了。

いよいよ今日は、小屋入りです。
また忙しい。
でも、劇場が新宿なんで、行くのに便利で楽です。

このところブログを書いている時間もほとんどなかったので、図書館の記事としては、あんまり面白くなかったけど、僕がこんな活動もしているということを知ってもらえたのではないでしょうか。
プロの脚本家が、高校生と芝居をつくっています。

この仕事を頼まれたのは、もう七年前になります。
大人やプロを相手にするよりも、これから未来に羽ばたいていかなければならない高校生とならば、なにか一生の記憶に残るようなことができるのではないかと思って、引き受けたのでした。

毎年、感動的な出来事がおきます。
それは、僕にとっても本当に貴重な体験でした。
教育的な意義も、いろいろ考えるようになりました。
そういうながれから、演劇教育の方面の人たちともかかわるようになってます。

演劇が、教育にはすごく有効な方法だということを、今では確信を持って言えます。

すべてのスタートは、高校生と芝居を楽しもうと思ったことでした。
明日から、その一つのエンディングを劇場で公演します。
そして、そこはまた、スタートラインでもあるわけです。
彼らにとって。
僕にとっても。


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Posted by 名誉館長 園田英樹 at 08:08 | Comments(1) | 演劇
この記事へのコメント
いつも楽しくそして真剣に拝見しています。
こういうこともされてるんだなあ・・とかなり興味深く読ませていただいていました。
演劇のことは全く無知ですが、稽古の様子なんてなかなか見れないですし。

お忙しい中の更新は大変とは思いますが、今後とも楽しみにしています。
Posted by 佐賀ではたらく編集長 at 2008年02月21日 09:01
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