2016年02月12日

ストーリー脚本教室を書き始めたわけ

 僕が今、このブログでストーリーや脚本作りについて、けっこう詳しく書きはじめたのは、先日の鳥栖での講演会とワークショップに行ったことがきっかけでした。

 講演会が終わって、僕のところに、何人かの人が話をしに来ました。
 そのなかに、「ぼく、高校七年生なんです」という人がいました。
「いろいろあって……」
 と、いう彼は小説を書いていると僕に話してくれました。
 前に僕の講演会にも来ていて、またどうしても来たかったからと、彼は言ってくれました。
 翌日に大学受験が控えているにもかかわらず。

 彼が、高校に七年通うことになった理由は、プライベートなことなのでここには書きませんが、よほどのことがあったのはすぐに想像がつきました。

 僕も鳥栖で二年間浪人していたことがあるので、人生の中でなんだか宙ぶらりんになっているような状態に関しては、良くわかっているつもりです。
 七年生の彼の気持ちも、少しはわかる気もします。

 彼はいまから書こうとしているものについて、なにか参考になればと思って、僕の講演会に来たのだと思いました。

 なにか彼のためになることをしてあげたい。
 そして、またそれが彼と同じように、ちょっと先輩のやってきたことから学びたいと思っている人のためになればいい。
 そんな思いから、このブログでの連載をはじめました。
 急に、僕のブログでの書き込みが増えたので、驚いている人もいるとは思いますが、そんなわけで、高校七年生が僕の心に火をつけてくれたのでした。


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Posted by 名誉館長 園田英樹 at 09:10 | Comments(1) | オセッカイザー | 脚本 | 名誉館長の一言
この記事へのコメント
Twitterから来ました。
これからも連載よろしくお願いします。
Posted by ちゃちゃ at 2016年02月13日 01:01
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