鳥栖市立図書館 名誉館長のブログ

東京は、雪です。
かなり降ってます。
交通機関が心配ですねー。

僕も、外にでるのがおっくうなので、こんな日は仕事場にこもったままです。
録り溜めしていた、テレビドラマを何本も見ました。
しかし、面白いドラマが少ないなぁ。
面白くないと感じながらも、見てしまうのは、やはり職業病かもしれません。

なんか粗ばっかり見てしまうんですよねー。
いい所を見つけようとすれば、もっと楽しいのにね。

これって、他のことでも言えることですよね。
子育てに置き換えれば、親は、子供のいい所を見つけようという姿勢でいればいいものを、どうしても悪い所にばっかり目が行ってしまって、厳しい言葉をかけてしまったりします。
身内の場合、どうしても目線が厳しくなってしまうんです。

それでも、いいところが見つけられないものって、やっぱりあります。
そんなときは、厳しいことを言ってあげるもの、必要でしょう。
相手が、その厳しい言葉を受け入れることのできる、状態であればですけど。

こないだ、本当にひどい芝居を見に行ってしまいました。
知り合いが作演出の人の友人で、誘われたのです。
劇場に行ってみたら、なんとその芝居には、知り合いの役者さんが三人も出演していました。
演劇界は、なんて狭いんでしょう。

それはもうひどい芝居で、はじまって十五分で、「こりゃ、だめだ」って気づいたんですけど、知り合いは出てるし、一緒に行った人は、演出家の友人なので、劇場を出ていくという決意もできずに、とうとう最後まで客席でじっと我慢しました。
これは、本当につらかった。
どうしようもない芝居を、がまんして見つづけることくらい残念なことはありません。
お金まで払って、ついい思いをするなんて、散々ですよね。
でも、小劇場の芝居って、こういうのがけっこうあるんです。残念ながら。

今日は、これからジャニーズのタレントさんが主演をやっている『プロデューサーズ』を見に、有楽町まで行ってきます。
この芝居は、ブロードウェイでも大ヒットしたミュージカル作品です。
作品に関しては、面白いことは保証されてます。
はたして、ジャニーズの役者さんは、どれだけ本物に近づいているんでしょう。
ちょっと若すぎる気もするんだけど……

今日は、いいところだけを見るという姿勢で、劇場に行こうと思います。