2008年02月28日
春を愛す
春を見つけました。
河津桜だそうです。
代々木公園で、一番先に咲くのは、この桜です。
いとおしくなりますね。
春といえば、ジャック・フィニィの『ゲイルズバーグの春を愛す』(ハヤカワ文庫)を思い出します。
タイムスリップ物の傑作です。
僕の大好きな一冊でもあります。
ロマンチックSFとかってに呼んでます。
こんな小説を一度は書いてみたいもんです。
鳥栖の春も、美しいですよねー。
いろんなところで、すばらしい桜が咲きますよね。
僕の記憶のなかでは、旧田代中学校の桜や、田代公園の桜が鮮明に残っています。
もうすぐですね、卒業と入学の季節。
今年も、子供たちの心に桜の花びらが咲くんでしょう。
もう一度、あのころの自分に帰れたら、何をするんだろう。
タイムスリップ物が大好きなのは、こういう空想旅行に僕らを連れ出してくれるからです。
高校生たちとの芝居の公演が終わって、すこし時間に余裕ができたので、あたらしい物語を考えています。
僕にとっては至福の時です。
次は、どんな物語を書いてみようかなぁ。
そんなことを考えながら、ひたすら歩きます。
すると、ふいにアイディアが降りてくるんです。
楽しいですよー。
ジャック・フィニィといえば、いくつもの傑作を書いています。
映画にもなった『盗まれた町』。映画では、『ボディ・スナッチャー』というタイトルでした。
それから『夢の10セント銀貨』『ふりだしに戻る』など、いろいろあります。
タイムトラベル物をいくつも書いてます。
同時に、犯罪小説も書いていて、きっと面白い物が大好きな作家だったんだろうと思います。
生きてたら、ぜひ会ってみたかった作家だなぁ。
残念ながら1995年に亡くなってます。
機会があったら、ぜひ読んでみてください。面白さは僕が保証しますよ。
Posted by 名誉館長 園田英樹 at 15:25 | Comments(0) | 本
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