2016年02月15日

あらすじを書いてみよう

ストーリー脚本教室(実践編6)

 あらすじを書いてみよう

 主人公をつくって、追いつめるアイディアを書き出したら、その中からものになりそうなものを、いくつかチェックします。

◯あらすじをつくります。

 主人公をつくって、それを追いつめるアイディアがまとまったら、それらを使って短いあらすじを書きます。

 あらすじは、一言で書いたものよりも、長くかきます。
 書くものによって、あらすじの長さはさまざまですが、A4の紙に一枚以内がいいでしょう。
 あまり長くなっても、読むのが面倒くさいと感じさせてはいけません。
 さっと読めるくらいの長さがちょうどいいです。

◯肝心なのは、『面白そう』と思えるかどうか。

 面白さの基準は人それぞれですが、「なんか面白そう」とできるだけ多くの人の印象に残るようなあらすじがいいです。
 そのストーリーが書き出すに値するものか、そうではないのかが、ここで決まると思ってください。

◯あらすじを書き出す前に、ストーリーだけではなく、あらゆる文章術の基本中の基本をここで改めて書いておきます。

◯文章の基本は、『くわしくする』と『前に進む』の二つです。
 そしてそれはストーリーの基本でもあります。

 くわしくすると前に進むについては、次回実践編7で、もっと詳しく書きたいと思います。


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Posted by 名誉館長 園田英樹 at 17:14 | Comments(0) |  | 映画 | 脚本 | テレビ | 映画と小説 | 演劇
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