2008年01月11日
テレビっ子だったんです
自分はテレビっ子だったんだなぁ
いまらさながらに、そう思います。
今の子供たちには想像もつかないかもしれないけど、この日本には、テレビがなかった時代があったんです。
テレビが日本に登場してから、まだ五十年くらいしかたってないんですもんね。
うちにテレビが来たのは、いつだったんだろう。
たぶん幼稚園のころかなぁ。
もちろん白黒テレビ。
ブラウン管の前に、カーテンみたいなのがかけられていたのを、おぼろげに覚えてます。
最初の頃の記憶にあるのは、おばあちゃんと真剣にプロレスを見てたこと。
あのころのおばあちゃんは、ほんとに力道山のファンだったなぁ。
テレビ画面の中のプロレスよりも、隣で熱狂しているおばあちゃんに、圧倒されていたような気がします。
一緒に戦ってるくらいの気迫だったもん。
その、うちのプロレス熱狂スーパーばあちゃんは、永遠に生きるかと思っていたんですが、ついに昨年101歳であの世に行ってしまいました。
今頃は、天国で、力道山に空手チョップ習ってるかなぁ。
次は、やっぱり『鉄腕アトム』と『ウルトラQ』ですね。
SFアニメと怪獣が、いっぺんにテレビにやってきたわけです。
僕のスタートは、プロレスとSFロボットアニメと、怪獣。
さの三要素ではじまったのかぁ。
こうやって改めて書き出すと、その影響をもろに受けて、その後成長して行ったというのがあきらかですね。
三つ子の魂百までとは、よく言ったものです。
このあと、テレビのバラエティショーで、クレージーキャッツの笑いに夢中になり、コメディに目覚めて行くわけですから。
こないだBSの深夜に、『怪奇大作戦』の特集をやっていたので、見直してしまいました。
この作品は、あの特撮の神様円谷英二率いる円谷プロが、ウルトラマンとウルトラセブンのあと、マイティジャックを経て製作した、ホラーサスペンス特撮番組です。
すごく社会的な内容をとりこんだエンターテイメントなんですけど、今見ると、かなりきわどい描写があります。
人間がドロドロに溶けちゃったり、狂気の怪人が殺人を繰り広げたり。
当時は、夢中になって見てたもんですが、よくこんな描写のある作品を、子供が見るゴールデンタイムに放送していたもんだと、逆に感心してしまいます。
まだまだ当時は、放送コードもおおらかだったんですね。
脚本も演出も、すごくチャレンジ精神に満ちていて、今見てもすごく面白い作品ばかりです。
そう、『チャレンジ』
僕が、いい作品かどうか感じるときの、キーワード。
脚本家のチャレンジだったり、演出家のチャレンジだったり、スタッフのチャレンジだったり、いろんなチャレンジが、そこにはある。
その総合力で、作品はできあがってる。
そんな作品が、おもしろくないはずないよね。
僕も、もっともっとチャレンジして行きたいもんです。
いまらさながらに、そう思います。
今の子供たちには想像もつかないかもしれないけど、この日本には、テレビがなかった時代があったんです。
テレビが日本に登場してから、まだ五十年くらいしかたってないんですもんね。
うちにテレビが来たのは、いつだったんだろう。
たぶん幼稚園のころかなぁ。
もちろん白黒テレビ。
ブラウン管の前に、カーテンみたいなのがかけられていたのを、おぼろげに覚えてます。
最初の頃の記憶にあるのは、おばあちゃんと真剣にプロレスを見てたこと。
あのころのおばあちゃんは、ほんとに力道山のファンだったなぁ。
テレビ画面の中のプロレスよりも、隣で熱狂しているおばあちゃんに、圧倒されていたような気がします。
一緒に戦ってるくらいの気迫だったもん。
その、うちのプロレス熱狂スーパーばあちゃんは、永遠に生きるかと思っていたんですが、ついに昨年101歳であの世に行ってしまいました。
今頃は、天国で、力道山に空手チョップ習ってるかなぁ。
次は、やっぱり『鉄腕アトム』と『ウルトラQ』ですね。
SFアニメと怪獣が、いっぺんにテレビにやってきたわけです。
僕のスタートは、プロレスとSFロボットアニメと、怪獣。
さの三要素ではじまったのかぁ。
こうやって改めて書き出すと、その影響をもろに受けて、その後成長して行ったというのがあきらかですね。
三つ子の魂百までとは、よく言ったものです。
このあと、テレビのバラエティショーで、クレージーキャッツの笑いに夢中になり、コメディに目覚めて行くわけですから。
こないだBSの深夜に、『怪奇大作戦』の特集をやっていたので、見直してしまいました。
この作品は、あの特撮の神様円谷英二率いる円谷プロが、ウルトラマンとウルトラセブンのあと、マイティジャックを経て製作した、ホラーサスペンス特撮番組です。
すごく社会的な内容をとりこんだエンターテイメントなんですけど、今見ると、かなりきわどい描写があります。
人間がドロドロに溶けちゃったり、狂気の怪人が殺人を繰り広げたり。
当時は、夢中になって見てたもんですが、よくこんな描写のある作品を、子供が見るゴールデンタイムに放送していたもんだと、逆に感心してしまいます。
まだまだ当時は、放送コードもおおらかだったんですね。
脚本も演出も、すごくチャレンジ精神に満ちていて、今見てもすごく面白い作品ばかりです。
そう、『チャレンジ』
僕が、いい作品かどうか感じるときの、キーワード。
脚本家のチャレンジだったり、演出家のチャレンジだったり、スタッフのチャレンジだったり、いろんなチャレンジが、そこにはある。
その総合力で、作品はできあがってる。
そんな作品が、おもしろくないはずないよね。
僕も、もっともっとチャレンジして行きたいもんです。
Posted by 名誉館長 園田英樹 at 12:01 | Comments(0) | テレビ
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