鳥栖市立図書館 名誉館長のブログ

脚本家なんて仕事をやっているので、昼間仕事場にこもっていることが多いです。
ついついテレビをつけてしまいます。
まぁ、逃避行動なんですけど。(笑い)
フジテレビ系列で、韓国ドラマをオンエアしているので、ついついそれを見たりしてしまいます。
ライトコメディ系のドラマが多いのも、僕が韓流ドラマを好きな理由の一つです。
それになによりヒロインをやってる女優さんたちが、みんな可愛くて、勝気で、けなげで、僕好みなんですよね。
どうして自分はこんな感じのドラマが好きなのかを、ちょっと考えてみました。
自分の好みが形成された原点はなんだったのかと。

やはり子供の頃見たものに、ずいぶん影響されていると思います。
その多くは70年代のテレビドラマ。
当時、日本テレビ系列でオンエアされていた、石立鉄男主演のコメディシリーズが大好きでした。
『気になる嫁さん』『パパと呼ばないで』『雑居時代』『水もれ甲介』『気まぐれ天使』
いまはユーチューブなんて便利なものがあって、どんな感じだったのかなぁ、なんて思うと、それらの断片をすぐに見ることができます。
これらのコメディドラマのメインライターだったのが、脚本家の松木ひろしさん。
僕は、松木さんの影響をかなり受けているのだと、いまさらながらに確認したしだいです。

それらのドラマの映像を今見ていると、気づいたことが、もう一つあります。
女優さんたちのキャラクターが、現在オンエアされている韓流ドラマのヒロインたちのに、すごく似ているということです。
いや、逆ですね。韓流ドラマのヒロインは、70年代日テレコメディのヒロインに似ている。

特に『雑居時代』の大原麗子さんが演じた、夏代は、すばらしいですね。
ひさびさに夏代を見て、ああこれが僕の韓流ドラマ好きの原点だったのかと、気づいたのでした。