2008年03月25日

ライラの冒険

映画『ライラの冒険・黄金の羅針盤』を見て来ました。

ハリーポッターからの流れにある、ファンタジー映画です。
ハリーポッターがヒットしてくれたおかげで、ファンタジー小説が、次々と映画化されてうれしいです。
『指輪物語』シリーズも見れたし、もうすぐ『ナルニア国物語』も見れますね。

異世界を描くファンタジー小説は、もともと映画化に向いてるんですよね。
ライラの冒険
『ライラの冒険』の原作は、フィリップ・プルマンの小説『黄金の羅針盤』。
イギリス人の作家です。
やはりイギリス人は、ファンタジーが好きなんですよねー。
ファンタジーの名作は、たいていイギリス人が書いてますもんね。

僕はまだ原作小説を読んでないので、これから読んでみようかなって思ってます。
映画では描ききれていない人物の設定とか、ドラマがきっと小説には書き込まれているんでしょう。

この作品には、動物好きの人には、たまらない設定があります。
人間には、動物の姿をした守護精霊(ダイモンと呼ばれる)がついていて、その守護精霊と人間とは、一心同体なんです。
子供のダイモンは、形が安定していなくて、いろんな動物に変化します。
主人公ライラのダイモンも、オコジョになったり、鳥になったり、猫になったり、ネズミになったり、さまざまに変身しながら、彼女につきしたがうのです。
これが見ていて、すごく楽しかったです。

当然、動物がたくさん出てきます。
ほとんどを精密なCGで表現してるんですけど、これはCG技術が発達した今だからこそできる映像ですね。

ぼくは、ライラの友人になる、北極熊のイオレク・バーニソンが気に入りました。
登場してくるとき、アル中のだめ熊として登場するんですが、少女に助けられたことを恩にきて、まるで義経にしたがう弁慶のように、力強く少女を守りつづけます。
もうけ役です。

こういキャラクターを設定してあるあたりに、作者のうまさを感じます。

僕も、負けないように、いい物語をつむいで行こうと思いました。


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Posted by 名誉館長 園田英樹 at 10:50 | Comments(1) | 映画
この記事へのコメント
ライラの冒険は、家族で観に行きました。
ダイモンの北極熊は、我が家でも
大人気でした!
我が家のダイモンは、”BON”
という名の愛犬、トイ・プードルです!
BONは、私達家族をいつでも助けてくれます!!!
Posted by ピンクの電話 at 2008年03月25日 21:28
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