2008年04月05日

藪の中

芥川龍之介の、短篇小説『藪の中』を読んだ。
ニンテンドーDSで。
これです。
藪の中
図書館DSというソフト。
120作品が入ってました。
たぶん著作権切れの小説を使ったものだと思うんだけど、僕は『藪の中』を、すぐに読みたかったので、これを買ってしまいました。
近くに、本屋がなくて、ゲームソフト売り場があったもので。
そういう時代が来てしまったということですね。
図書館のブログなのに、ゲームソフトの『図書館』を紹介してしまうなんてね。

どうして『藪の中』を、読みたくなったのかというと、昨日、一本の芝居を見たからです。
アユリテアトルという劇団の公演『藪の中~Distruthed~』
この劇団は、パリにある、ルコック国際演劇学校の卒業生たちが結成したもの。
身体表現を駆使して、芥川原作の小説を、見事に舞台化してました。

『藪の中』といえば、黒沢明が監督した映画が、有名です。
『羅生門』ですね。
国際的にも評価の高い作品で、いろんな後継を生み出しています。
僕も、この映画を見ていたおかげで、原作を読んだ気持ちになっていたようです。

原作をあらためて読んで見て思ったのは、これはなかなか良くできた推理小説だということ。
真実は、わからないままに終わってるんですけど、読者にさまざまな推理をさせます。
それにしても、小説のタイトルが、日本語の慣用句になってるなんて、すごいですよねー。
『真相は、やぶのなかだ』とかいうのは、この小説のタイトルを元にしてるわけですから。

風邪はまだ治らず、喉がすごく痛いです。
もう二三日はかかりそうでねー。
気が重いです。
外は春で、すばらしい季節だというのに、風邪で引きこもってるなんて、もったいないなぁ。


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Posted by 名誉館長 園田英樹 at 09:32 | Comments(1) | 
この記事へのコメント
図書館DSなんて、あるんですね!面白そうですね!
ゲームも いろいろありますね!

ゲームを、悪く言う人がいますが 私としては、いい事もたくさん有ると思います!1日中、ゲームにひたるのは 問題有りそうですが・・・。

我が家も、ゲームオタク家族で たくさんのゲームが有ります!
先日は、古いゲームですが「アタック25」を、買いました!児玉さんの顔が、絵にしてはとてもリアルで テレビとほとんど同じ作りで、とても面白かったです!

我が家にとっては、ゲームも気分転換になって楽しい時間です!
Posted by ピンクのデンワ at 2008年04月05日 12:38
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